庭とつながる玄関|海南の家のエントランスデザイン

query_builder 2025/03/13
ブログ

みなさん、おはようございます。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


海南の家のエントランスは、玄関というよりも「庭とつながる通り庭」のような空間になっています。屋外と室内の境界を曖昧にすることで、自然を感じながら家へと導かれるデザインを意識しました。


玄関は、建物の長さに沿って細長く計画され、その片側には庭に面したガラスの開口部を設けています。反対側の壁一面には、大工工事とフラッシュの建具でつくった収納を配置しました。収納の扉は取っ手を設けず、フラットな面として仕上げることで、まるで一枚の壁のように見せています。こうすることで、視覚的なノイズを減らし、シンプルで洗練された空間となるよう工夫しました。



また、玄関の脇には手洗いを設けています。帰宅後すぐに手を洗う習慣をつけられるよう動線を工夫し、日常の快適さを高めています。この手洗いの壁には、奥様の地元の素材である大谷石を使用しました。大谷石特有の温かみのある風合いが、空間に自然なアクセントを加えています。




玄関の床材には石目調のタイルを採用し、外部と連続するようなデザインにしています。玄関から庭へと視線が抜けるため、実際の広さ以上に開放感を感じられるのも特徴です。屋外に面する柱や天井には木を使用し、自然素材の温かみを活かした設えとしています。


玄関は単なる出入り口ではなく、住まいの「顔」としての役割を持っています。この家では、外と内の中間領域として機能し、住まいの奥へと緩やかに誘う空間としました。庭と一体化することで、訪れる人を迎え入れる温かみのある玄関になったのではないかと思います。




このたび、I Livel田辺弘幸建築設計事務所が設計を手がけた 「海南の家」 TECTURE AWARD 2024 の ファイナルラウンド に進出しました。



現在、「TECTURE AWARD 2024」では一般投票が行われており、皆さまの一票が大きな力になります。『海南の家』に共感いただけましたら、ぜひ応援をお願いいたします!


投票期間は3月5日(水)から3月17日(月)23:59まで。

投票は簡単5ステップで完了します。

  1. リンクを開く
  2. 右下の「投票ページへ」をタップ
  3. 投票作品を選び、ページ一番下までスクロールして「このプロジェクトに投票」をクリック
  4. 投票する作品の確認をして「投票する」をクリック
  5. LINEでログインして完了

投票はこちらから👇
https://www.tecture.jp/projects/4608

皆さまの一票が大きな力になります!
どうぞご協力よろしくお願いいたします。






----------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------

I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


設計事例はこちらをご覧ください


大阪・岸和田の設計事務所 I Live | 田辺弘幸建築設計事務所は、『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指しています。
お問合せはメール、電話等でお気軽にご連絡お願いします。
------------------------------------------------------------------------------
I Live | 田辺弘幸建築設計事務所

電話番号 072-447-5330
営業時間 9:00~17:00
定休日  土・日・祝(打合せは可能です)
大阪府岸和田市磯上町6-12-11
ilive.arch@gmail.com
インスタグラムはこちら←Follow me!
------------------------------------------------------------------------------


----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG