住宅の第一印象を決めるアプローチー海南の家

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みなさん、おはようございます。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。



住まいの印象を大きく左右する要素の一つがアプローチです。単に玄関へと続く通路ではなく、家へと至る「体験の場」として設計することで、住まいの魅力を引き立てることができます。海南の家では、アプローチを丁寧にデザインすることで、訪れる人が家に入るまでの時間を楽しめるようにしました。


まるで森の中を歩いているかのような心地よさを感じられるアプローチ。足元の石畳に沿って配された木々がやわらかな木漏れ日を生み、季節ごとに異なる表情を楽しませてくれます。階段を一歩一歩進むごとに、緑の風景が少しずつ変化し、視線が奥へと誘われます。



さらに、門扉には木製の縦格子を採用し、閉鎖的にならないよう適度な透け感を持たせました。これにより、内と外を緩やかに仕切りながらも、自然と庭の景色を感じられるようになっています。


そして、この家のアプローチにおいて最も特徴的なのは、格子戸を開けると一気に広がる中庭の風景です。格子戸の外側からはその全貌が見えないため、開けた瞬間に思いがけず広がる開放的な庭が、訪れる人に驚きと心地よさを与えます。玄関へ向かうまでの道がただの移動ではなく、外と内の間にもう一つの「庭」という空間を挟むことで、より豊かなシークエンスを生み出しています。



また、軒を深くかけることで、アプローチ全体が雨の日でも快適に使えるよう配慮しました。外壁と門構えを一体のデザインとすることで、視覚的な統一感も生まれています。足元には自然石を用い、素材の質感が歩くごとに変化することで、五感に訴える空間を作り出しています。



アプローチは、ただ移動するための空間ではなく、住まいの個性を表現し、日常の中に豊かさを生み出す重要な要素です。海南の家のように、動線や素材、視線の抜けを意識して設計することで、より心地よい住まいづくりが実現できます。家づくりを考える際には、ぜひアプローチのデザインにも目を向けてみてください。





このたび、I Livel田辺弘幸建築設計事務所が設計を手がけた 「海南の家」 TECTURE AWARD 2024 の ファイナルラウンド に進出しました。



現在、「TECTURE AWARD 2024」では一般投票が行われており、皆さまの一票が大きな力になります。『海南の家』に共感いただけましたら、ぜひ応援をお願いいたします!


投票期間は3月5日(水)から3月17日(月)23:59まで。

投票は簡単5ステップで完了します。

  1. リンクを開く
  2. 右下の「投票ページへ」をタップ
  3. 投票作品を選び、ページ一番下までスクロールして「このプロジェクトに投票」をクリック
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  5. LINEでログインして完了

投票はこちらから👇
https://www.tecture.jp/projects/4608

皆さまの一票が大きな力になります!
どうぞご協力よろしくお願いいたします。





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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


設計事例はこちらをご覧ください


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