淡路島の素材を活かす – GALLERY 土坐で感じた瓦の魅力

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ブログ

みなさん、おはようございます。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


昨日は、計画中のホテルの敷地確認や消防協議のために淡路島へ。その後、少し足を延ばしてGALLERY 土坐を訪れました。


GALLERY 土坐


ここでは、淡路島の伝統産業である瓦を活かしたさまざまな空間を体感することができます。特に印象的だったのは、瓦タイル「soil」。そのざっくりとした質感が、空間に奥行きを与え、素材の力強さを感じさせてくれます。屋根材としての瓦のイメージが強いですが、タイルや壁材としても可能性があると感じました。


↓soilの壁


「soil」は日本の伝統的な素材でありながら、和の雰囲気だけでなく、どこかインダストリアルな印象も併せ持っています。そのマットな質感やグレーの色調が、無機質なコンクリートや鉄と組み合わせても違和感なく馴染むため、今回計画しているホテルにも合うのではと感じました。伝統とモダンが共存するような表現ができれば、空間に深みが生まれそうです。



さらに、ギャラリーの空間をつくりあげている左官仕上げがとても自由で魅力的でした。手がけたのは左官職人の久住有生さん。土の柔らかさや温もりをそのまま活かしながら、形やテクスチャーに遊び心があり、伝統的でありながらも新しさを感じる空間でした。壁や床、天井の仕上げがまるで彫刻のようで、素材の持つ力を最大限に引き出していました。


計画中のホテルでは、淡路島らしさを表現するために、地域の素材を積極的に取り入れたいと考えています。瓦や左官の可能性を改めて感じたので、どのように活かしていけるか引き続き検討していきます。伝統と現代のデザインが融合することで、唯一無二の空間が生まれるのではないかという期待を持ちながら、設計を進めていきたいと思います。




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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


設計事例はこちらをご覧ください


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