一級建築士試験の結果発表の日に、僕が毎年思うこと

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みなさん、おはようございます。
大阪・岸和田、南大阪、和歌山を拠点に
「住まいに愛着を」をコンセプトに活動している
I Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


昨日は一級建築士試験の結果発表の日でした。
世間はクリスマスの話題で賑わう時期ですが、この頃になると、建築士界隈では一級建築士試験の結果発表がひとつの節目として意識されます。

合格されたみなさん、おめでとうございます。

この日が来るたびに、自然と自分が受験していた頃のことを思い出します。



試験勉強をしていた頃の記憶


結果発表が年末、たしかクリスマス前後だったような記憶がありますが、
正直なところ、正確な日付までははっきり覚えていません。

それくらい、当時は日付そのものよりも、
「結果を待つ時間」のほうが、強く印象に残っています。

これまで積み重ねてきた時間が、
ひとつの結果として返ってくる。
その瞬間を待つ独特の緊張感は、
一級建築士試験を経験した人なら、きっと共感してもらえる感覚ではないでしょうか。



試験勉強から解放されたときに感じたこと


試験勉強を終えたあと、
いちばん大きかったのは、時間と気持ちの余裕が戻ったことでした。

それまでは、
空いた時間があれば自然と試験のことを考えてしまい、
常にどこかで勉強に追われているような感覚があったように思います。


試験が終わり、そのプレッシャーから解放されてからは、

  • 建築を見に行く

  • 展示やレクチャーに足を運ぶ

  • まちづくりや地域の活動に関わる

そうしたことに、素直に時間を使えるようになりました。


「試験のために建築を見る」のではなく、
純粋に建築に触れ、考え、楽しむ感覚が戻ってきた。
そんな印象があります。


試験勉強は終わっても、本質的な学びは続く


ただ、今になって強く感じているのは、
試験勉強が終わったからといって、勉強そのものが終わるわけではない、ということです。

むしろ資格を取ってからのほうが、


  • 法規をどう読み解くか

  • 設計の判断をどう下すか

  • 建築がまちにどう関わるか

といった、答えのない問いに向き合う場面が増えていきます。

問題集のように正解が一つ用意されているわけではなく、
現場で考え、実際の建築を見て、人と話しながら判断していく。


そうした「本質的な学び」は、
資格を取ったあとも、自然と続いていくものだと思っています。


結果発表の日に、毎年思うこと


一級建築士の資格は、
当時の自分にとっては、大きな目標でした。

でも今振り返ると、
資格を取ったことで何かが完成した、という感覚はありません。


結果発表の日は、
これまで積み重ねてきた時間を思い返しながら、
これからも建築と向き合い続けていくんだな、と
静かに確認する日になっています。



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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


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