収納が多い家は本当に暮らしやすい?間取りで差がつく工夫

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ブログ

みなさん、こんばんは。
大阪・岸和田を拠点に「住まいに愛着を」をコンセプトに、住まうごとに味わいが増す家づくりを目指している I Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


家づくりのご相談を受ける中で、「収納をたくさんつくってほしい」というご要望はとても多くあります。
確かにモノがあふれる現代において、収納は暮らしやすさに直結する大切な要素です。

でも、「収納が多ければ多いほど良い」とは限りません。
今日は、間取りを工夫することで“本当に使いやすい収納”を実現するための視点についてお話したいと思います。



■「量より質」が暮らしやすさを左右する


収納の「広さ」や「数」に目が行きがちですが、実際の暮らしやすさは“使いやすさ”にあります
・必要な場所にあるか
・出し入れがしやすいか
・日常の動線と合っているか

たとえば、料理をしながら使う調味料や器具は、キッチンのすぐ手の届く範囲にある方が便利。一方で、季節ものの衣類や来客用布団は、普段の動線を邪魔しない場所にまとめて収納した方がすっきり暮らせます。



■収納と動線をセットで考える


I Liveでは、収納を「どこに・どう使うか」を動線とセットで設計します。
たとえば、あるお宅では玄関→ファミリークローク→洗面室→LDKと、帰宅からの動きに沿って収納を分散配置しました。
こうすることで、脱いだ上着はその場でしまい、バッグや買い物袋もすぐに片づけられます。
収納があることで“モノの流れ”が自然にでき、暮らしが整っていくのです。



■「見せる収納」「隠す収納」のバランス


最近では、あえて見せる収納を取り入れた事例も増えています。
お気に入りの器や雑貨、本や植物などを飾るように収納することで、空間のアクセントになります。

一方で、生活感のあるものはすっきり隠す収納に。
その「メリハリ」が、心地よい空間を生むポイントになります。



まとめ


収納は、量だけでなく「どこに・どう配置するか」で使いやすさが大きく変わります。
「モノの居場所を決める」ことが、家族の暮らし方を支え、快適な日常につながっていきます。

これから家づくりをお考えの方は、間取りと動線、収納のバランスにぜひ注目してみてください。
ご希望や暮らし方をじっくりお聞きしながら、一緒に最適なプランを考えさせていただきます。


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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


設計事例はこちらをご覧ください


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