平屋に住むという選択|将来も見据えたコンパクトな暮らし

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ブログ

みなさん、こんにちは。
大阪・岸和田を拠点に「住まいに愛着を」をコンセプトに活動している I Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

今回は、私たちが設計した「庭とつながる家」を事例に、"平屋という選択肢"の魅力についてご紹介します。家族構成や将来のライフステージを見据えながら、無理のない広さで、心豊かに暮らす住まいづくりのヒントになれば幸いです。



■ 敷地条件を活かして、コンパクトに暮らす


「庭とつながる家」は、ご両親が暮らす母屋に隣接する敷地に建てられた平屋です。若いご夫婦と小さなお子さまが住まうこの家は、将来的に母屋との住み替えも視野に入れ、平屋で計画しました。

コンパクトながらも、南北に庭を配置することで、どこにいても自然を感じられる暮らしに。敷地の余白を活かした設計により、窮屈さを感じさせず、むしろ広がりのある住まいとなっています。



■ 庭と室内がゆるやかにつながる暮らし


この家の大きな特徴は、リビングからひと続きになった縁側のような空間。障子を開け放つと、庭と一体になるような開放感が得られ、四季の移ろいを感じながら日々の暮らしを楽しめます。

晴れた日には子どもが庭を駆け回り、日陰に座って絵本を読む時間も。こうした何気ない日常が、家そのものへの愛着につながっていきます。



■ 平屋は将来の暮らしへの備え


階段がないことで、日々の移動もスムーズになり、将来年齢を重ねても安心して暮らせるのが平屋の魅力。ワンフロアで完結する生活は、掃除や動線の面でも合理的です。

また、母屋との距離感を保ちながら、必要な時には協力し合える関係性が築けるよう、窓の位置や庭の配置も調整しています。



■ まとめ|"ちょうどいい"を大切に


「大きな家=快適」ではない時代。必要な広さを、必要な分だけ。その分、自然や素材、暮らしの質に目を向けていくことが、これからの家づくりでは大切です。

「庭とつながる家」は、そんな“ちょうどいい暮らし”を実現する住まいのひとつのかたち。平屋という選択肢が、皆さんの暮らしのイメージを少しでも広げるきっかけになればうれしいです。



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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


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