暮らしに寄り添う和室|多様なシーンに応える“和”のかたち

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みなさん、こんにちは。 大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に「住まいに愛着を」をコンセプトに、住まうごとに味わいが増す家づくりを目指している I Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


住まいに和室を設けるという選択肢は、今も昔も変わらず、多くの人にとって魅力的なものです。ただ、その使い方や位置づけは時代と共に少しずつ変化してきています。


私たちが設計したいくつかの住宅でも、和室は重要な役割を果たしてきました。それは単に「和の趣を感じる空間」ではなく、日々の暮らしの中で多様な使い方に応える“柔らかな器”として存在しています。


たとえば「庭とつながる家」では、リビングと玄関土間に面した位置に和室を設けています。客間として使えるのはもちろん、畳の上でごろりと横になったり、子どもと一緒に本を読んだり、何気ない日常の中でふっと気がゆるむような居場所になっています。



また「仲間と集うよりあいの家」では、将来的に親御さんとの同居も見据えた空間として計画しました。日常的には客間や居場所として機能しながらも、必要に応じて寝室として使えるよう、建具や段差の設えにも配慮しています。



さらに「磯上町の二世帯住宅」では、和室は仏間・客間としての機能を担いながら、リビングと一体的に使えるように設計しています。障子や引戸で仕切りながらも、開け放てば大人数が集まれる広がりのある空間に。盆や正月など、親族が集うときに、和室があることで心地よい繋がりが生まれます。



和室の良さは、素材やしつらえに宿る心地よさだけでなく、その「用途の柔軟さ」にもあると私たちは感じています。座っても寝ても使える畳、仕切っても開け放っても成立する建具、照明や床の間の演出…。和室はどこまでも「暮らしに寄り添う空間」です。


これから家づくりを考える方にとっても、和室はひとつの大きな可能性を秘めています。おもてなしの場として、家族の憩いの場として、また未来のライフスタイルの変化にも応えられる場所として、暮らしの中に“和”を取り入れることは、きっと豊かな時間をもたらしてくれるはずです。



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仲間と集うよりあいの家
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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


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