建築士の読書録『「エッセンシャル思考」』

query_builder 2025/02/24
ブログ

みなさん、おはようございます。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。



毎日忙しく働いているのに、「なんだか成果が出ていない気がする…」と感じることはありませんか?


タスクをこなし、会議に出席し、次々とやることを増やしているうちに、本当にやるべきことを見失ってしまう。そんな状況を変えるヒントが、『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』(グレッグ・マキューン著)にありました。


この本のテーマはシンプルです。「とにかく頑張る」のではなく、「本当に大事なことだけに集中する」。これができるようになると、仕事の効率が上がるだけでなく、ムダなストレスも減ります。


日々さまざまな業務に追われる設計の仕事にとっても、この考え方はとても参考になります。エッセンシャル思考を実践することで、やるべきことに集中し、成果を最大化することができるのです。




1. すべてをやるのではなく、「本当に重要なこと」だけを選ぶ


「どれも大事だから全部やる」という考え方は、一見すると前向きですが、実は逆効果です。何でもやろうとすると、すべてが中途半端になり、結果的に何も際立たなくなってしまいます。

エッセンシャル思考では、「最も価値のあることだけに集中し、それ以外はやらない」と決めることが大切だと説かれています。


どう実践する?

  • 仕事をするとき、「これは本当に必要か?」と自問する
  • 80%の成果を生む20%の仕事に集中する(パレートの法則)
  • 「何でもやる」ではなく、「何をやらないか」を決める


たとえば、設計プロジェクトでも、クライアントのすべての要望を盛り込むのではなく、本当に必要な要素を選び抜くことで、シンプルかつ機能的なデザインを実現できます。




2. 「ノー」と言う勇気を持つ


仕事の依頼や会議の誘いを、つい引き受けてしまうことはありませんか?
「とりあえずやってみよう」「断ったら悪いかな」と思ってしまいがちですが、そのせいで本当に大事な仕事が後回しになってしまうこともあります。

エッセンシャル思考では、「やらないことを決める力」も重要だとされています。すべてに応じていたら、いつまで経っても時間は足りません。


どう実践する?

  • 依頼された仕事をすぐに引き受けず、「本当にやるべきか?」を考える
  • 何かを頼まれたときは「少し考えさせてください」と時間をおく
  • 優先度が低い仕事には、思い切って「ノー」と伝える


設計業務でも、「急ぎの案件だから」と予定を詰め込みすぎると、結果的にクオリティが落ちることがあります。本当に必要な案件に集中することで、質の高い仕事ができるようになります。




3. 努力の「投資対効果」を最大化する


「頑張れば成功する」と考えがちですが、やみくもに努力しても結果にはつながりません。エッセンシャル思考では、「最小限の努力で最大の効果を得る」ことが大切だとされています。


どう実践する?

  • ルーチン作業を減らし、自動化・外注を活用する
  • ひとつの仕事で「一石三鳥」の成果を狙う
  • 重要度が低い業務を整理し、思い切って手放す


たとえば、設計の打ち合わせでは、毎回ゼロから資料を作るのではなく、テンプレートを用意しておくことで、準備時間を大幅に短縮できます。こうした小さな工夫が、時間の余裕を生み出します。



4. 休息と余白を確保する


「常に忙しい=仕事ができる」と思われがちですが、それは間違いです。忙しすぎると、集中力が落ち、判断ミスも増えます。本当に大事な仕事に力を注ぐためには、意識的に「余白」をつくることが必要になります。


どう実践する?

  • 予定を詰め込みすぎず、考える時間を確保する
  • 大事な仕事の前には、意識的に休息を取る
  • 1日10分でも「何もしない時間」をつくる


設計のアイデアも、詰め込むよりも余白を持たせることで、より良いデザインが生まれることがあります。これは、時間の使い方にも通じる考え方です。



5. 「最小限の努力で、最大のインパクトを生む」


「仕事をこなすこと」が目的になってしまっていませんか?
エッセンシャル思考では、「できるだけ少ない努力で、大きな成果を生み出す」ことを重視しています。


どう実践する?

  • 「この仕事、もっと効率的にできないか?」と考える習慣をつける
  • 毎週、やめられる仕事を探す
  • 定例業務は、頻度を減らす・仕組み化する


たとえば、週1時間の定例会議が、実は「10分の報告メールで済む」場合もあります。何となく続けている仕事を見直し、本当に意味のあるものだけを残していくことが重要です。



エッセンシャル思考をビジネスに活かすには?


やるべきこと

  • 「本当に重要なこと」だけを選ぶ
  • 明確に「ノー」と言う
  • 努力の投資対効果を最大化する
  • 休息と余白を確保する
  • 最小限の努力で最大のインパクトを生む


やめるべきこと

  • 何でも引き受ける
  • 重要度の低いことに時間を使う
  • 「とにかく頑張る」思考
  • 休息なしで働き続ける
  • 予定を詰め込みすぎる


仕事が忙しすぎると感じたら、「本当にやるべきことは何か?」を改めて問い直してみるのがいいかもしれません。エッセンシャル思考は、ただの効率化の話ではなく、「大事なことに集中し、無駄を削ぎ落とす」ための思考法です。日々の仕事の参考にとてもなる本でした。


----------------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------

I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


設計事例はこちらをご覧ください


大阪・岸和田の設計事務所 I Live | 田辺弘幸建築設計事務所は、『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指しています。
お問合せはメール、電話等でお気軽にご連絡お願いします。
------------------------------------------------------------------------------
I Live | 田辺弘幸建築設計事務所

電話番号 072-447-5330
営業時間 9:00~17:00
定休日  土・日・祝(打合せは可能です)
大阪府岸和田市磯上町6-12-11
ilive.arch@gmail.com
インスタグラムはこちら←Follow me!
------------------------------------------------------------------------------


----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG