健康な建築をめざして

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ブログ

みなさん、こんにちは。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


昨日はJIA和歌山地域会で開催された建築家吉永規夫さんの講演会「健康な建築をめざして」を聴きに行きました。吉永さんは大学の同級生。和歌山大学を卒業後、本多先生の事務所を経て現在は大阪で「Office for Environment Architecture」という設計事務所を主宰されています。


和歌山大学は建築学科ではなく、環境システム学科という少し変わった学科でした。環境システム学科では、建築をつくることがすべてではない環境で、建築が時には自然や環境を破壊し得る存在であることも考えさせられていました。建築は単体で存在するものではなく、環境や人との関わりの中で考える必要があることを大学で学んだことが原点になっているとのことです。


吉永さんはさまざまな建築に携わっていますが、特に印象的な活動は大阪の長屋をリノベーションし、後世に継承する「ヨシナガヤ」のシリーズです。たまたま住んでいた長屋を結婚を機に自分たちでローコストでリノベーション。周辺に迷惑をかけないよう、建物を補修したり、防音性を高めたり改修されました。


間取りとしては特別なことはしていないと語られていましたが、実際には普通では考えられないような大胆な設計がなされました。住居兼事務所としてリノベーションされましたが、当初は台所の一部にベッドが置いてある。通常では思いもよらないような形ではありますが、とても魅力的な空間に生まれ変わらせました。


このヨシナガヤをきっかけに、次々と長屋の再生の相談が舞い込みます。吉永さんにとって特別ではないことと語られますが、それぞれのヨシナガヤがその環境や使う方に合せて柔軟に、大胆に設計されています。長屋という遺産をただ保存するのではなく、新たな価値を付加し現代の生活に適応しながら次世代へと継承していく。この活動は100件を目指し、現在35件程実現しているそうです。


建物を空き家のまま放置することは、周囲に悪影響を及ぼし、地域全体の環境を悪化させる行為です。しかし、吉永さんのように新しい価値を生み出しながら再生することで、地域やコミュニティが活性化し、次世代へのつながりを育むことができます。


もし皆さんの周りにも、古くて使われていない建物があれば、それを活用する可能性について一緒に考えてみませんか?


では、今日はこのへんで。良い1日を!

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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


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