地域密着で設計するということ

query_builder 2026/01/06
ブログ


みなさん、おはようございます。

大阪・岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに活動している I Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


今日は「地域密着で設計するということ」について、あらためて書いてみます。

僕の事務所のMISSIONは、「愛ある建築で地域社会に貢献する」。この言葉は、日々の設計の判断の真ん中に置いています。





岸和田を中心に、南大阪で設計しています



僕は大阪の岸和田を中心に、主に南大阪で設計しています。

このエリアで仕事を続けている理由は、単に近いからでも、慣れているからでもありません。

生まれ育った地域で、少しでも地域がよくなる建築をつくりたい。それが一番大きいです。


「地域がよくなる」と言うと、少し大げさに聞こえるかもしれません。

でも僕が考えているのは、派手な再開発の話ではなくて、もっと生活に近いところです。


たとえば、


  • 路地の雰囲気を壊さず、むしろ整える家
  • 道を歩く人が、なんとなく気持ちよく感じる外観
  • 仕事帰りにふらっと寄れる、街に馴染む小さな店
  • 子どもやお年寄りも安心して使える、地域の居場所



そういう「小さな良さ」が積み重なることで、街の空気は確実に変わっていきます。

建築には、その積み重ねをつくれる力があると感じています。


花火などの地域の活動に参加しているのも、少しでも地域を良くしたいという想いからです。

建築も地域も、結局は人のつながりの上に成り立っていると思っています。





その土地の空気を受け止めて設計する



地域密着で設計するというのは、「地元でやっています」ということ以上に、

その場所の空気感や暮らしのリズムを受け止めた上で、設計を考えることだと思っています。


岸和田や南大阪には、細い路地の集落もあれば、交通量の多い道路沿いもある。

海が近くて風が強い場所もあれば、周囲の緑が暮らしに影響する場所もある。

祭りの日には、街の表情が一気に変わる場所もあります。


こうしたことは、敷地条件や法規だけでは読み切れない部分です。

でも地域に身を置いていると、感覚として分かることがある。


  • 夏の西日が特に厳しい時間帯
  • 風が抜けやすい方向
  • 雨の日に水が集まりやすい場所
  • 夜の静けさや、朝の生活音
  • 近所との距離感や視線の気配



そうした空気を踏まえた上で、「この場所なら、どう暮らすのが無理がないか」を考える。

それが、地域密着で設計することの強みだと思っています。





「安心して暮らし、働き、集える場所」をつくる



僕は建物を、単なる物理的な構造だとは思っていません。

地域の文化や歴史、風土を尊重しながら、人が安心して暮らし、働き、集える場所をつくる。

それが建築の役割だと考えています。


住宅でも、店舗でも、施設でも、目指すところは同じです。


  • 家族の時間が落ち着く居場所がある
  • 使い方が決めつけられすぎず、暮らしに合わせて変化できる
  • 無理に目立たず、でも自然と愛着が残る



そういう場所が地域に少しずつ増えていけば、街は自然に良くなっていく。

僕はそう信じています。





お施主様の想いから、地域の価値へつなげる



地域密着の設計は、地域だけを見て進めるものではありません。

まず何より大切にしたいのは、お施主様の想いです。


どんな暮らしをしたいのか。

どんな時間を、この場所で重ねていきたいのか。

その想いを丁寧に整理しながら、形にしていくことが設計の出発点です。


その結果として、建築が周囲の風景や空気と自然に噛み合い、

少しずつ地域の価値につながっていく。

僕はその順番を大事にしています。





地域でつくるから、工事も強くなる



設計って、図面を描いて終わりではなくて、工事が始まってからの判断がとても大きい仕事です。

現場では、納まりの調整や材料の変更など、想定通りにいかないことが必ず起こります。

そういうときの判断で、仕上がりは大きく変わってきます。


地域で仕事を続けていると、工務店さんや職人さんと、少しずつ関係が積み上がっていきます。


  • この納まりなら、あの大工さんがきれいにまとめてくれる
  • 左官の表情は、この職人さんの得意な感じだ
  • 迷ったときも、同じ方向を向いて話ができる



こういう積み重ねが、最後はそのまま「仕上がり」になります。

地域のつながりは図面には描けないけれど、建築の品質を底上げしてくれる大事な要素だと思っています。


地域で設計を続けるほど、こうした積み重ねの大切さを実感します。





最後に



僕は大阪の岸和田を中心に、南大阪で設計を続けています。

生まれ育った地域で、少しでも地域がよくなる建築をつくりたい。

その気持ちは、今も変わりません。


大きなことはできなくても、目の前の一件を丁寧にやる。

お施主様の想いを大切にして、地域の空気に馴染む形に整える。

その積み重ねが、きっと地域の未来につながっていくと信じています。





相談の入り口



家づくりやお店づくりを考え始めたとき、

「何から整理したらいいか分からない」という相談をよくいただきます。


敷地のこと、予算のこと、暮らし方のこと。

まだ具体的でなくても大丈夫です。

まずはお話を聞きながら、一緒に整理するところから始めています。


南大阪で建築を考えている方は、気軽にご相談ください。


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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


設計事例はこちらをご覧ください


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