みなさん、こんにちは。
I Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。
岸和田で家づくりを考える方の中には、「実家の建て替え」をきっかけに住まいを見直す方も多くいらっしゃいます。代々暮らしてきた土地で、家族の思い出がつまった場所だからこそ、ただ新しくするだけではなく、「これからの暮らしにどう寄り添うか」という視点が大切です。
ここでは、実家を建て替える際に押さえておきたい3つのポイントを、設計事例とあわせてご紹介します。
1. 建て替える目的と家族構成を見直す
実家の建て替えには、「老朽化」や「耐震性の不安」といった理由に加え、「ライフスタイルの変化」も大きなきっかけになります。
たとえば親世帯と子世帯が一緒に暮らす場合、プライバシーを確保しながらも、気配を感じられる関係性が求められます。逆に、独立した家族が実家の土地を引き継ぐケースでは、自分たちの暮らし方に合った間取りへの刷新が重要です。
建て替えを機に、どのように暮らしていきたいか──家族の将来像を話し合うことが、住まいづくりの第一歩になります。
2. 周辺環境と敷地条件を最大限に活かす
実家のある土地は、すでに暮らしに馴染んだ場所です。しかし、多くの場合、住宅地の中にある狭小地や密集地など、条件に制限があることも。
《仲間が集う「よりあい」の家》は、17坪という狭小地に建てた実家の建て替え事例。だんじり小屋にもほど近く、地域の人の往来も多いエリアです。施主自身も祭りに参加されており、友人が集うことを前提に、2階に大きな開口を設けたLDKを配置し、光と風が通る開放的な空間を実現しました。
限られた土地でも、敷地の向きや周囲の建物との関係、隣家からの視線などを丁寧に読み解くことで、快適で豊かな住まいをつくることが可能です。
3. 記憶と素材をどう引き継ぐかを考える
実家には、建物だけでなく、庭の木や使い慣れた建具、長年見慣れてきた景色など、家族の「記憶」が詰まっています。すべてを新しくするのではなく、何を残し、どこを更新するのか──そうしたバランス感覚が、建て替え後の「落ち着く家」につながっていきます。
たとえば《磯上町の二世帯住宅『緑青の家』》では、既存の松を活かした庭と、それに面したLDKを親世帯の中心に据えました。来客用の格子戸を備えた和の玄関や、障子で仕切れる和室など、和の趣と柔軟な使い方を併せ持つ空間が、世代を超えた居場所となっています。
建て替えは「壊して建てる」だけの作業ではなく、「家族のこれからを整える」機会でもあります。岸和田という地域に根ざした建築家として、土地の文脈を読み取りながら、そこにしかない暮らしを一緒に考えていけたらと思います。
設計のご相談や実例の見学など、ぜひお気軽にお問い合わせください。
I Live|田辺弘幸建築設計事務所
田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ
設計事例はこちらをご覧ください
大阪・岸和田の設計事務所 I Live | 田辺弘幸建築設計事務所は、『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指しています。
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