世界がつながる建築へ — 藤本壮介 × 建築レクチュアシリーズ217 第100回

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ブログ

みなさん、こんにちは。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


2025年4月4日、グランフロント大阪 ナレッジキャピタルにて、「建築レクチュアシリーズ217」の記念すべき第100回が開催されました。今回のゲストは、世界的建築家・藤本壮介さん。


講演では、藤本さんが総合プロデューサーを務める2025年大阪・関西万博の構想を軸に、建築を通して未来を見つめる視点が語られました。


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コロナ後、「リアルに集まる」意味

藤本さんの話の中で印象的だったのは、「コロナ後の社会において、“リアルに集まる”ことの意味を建築で問い直したい」という視点でした。

私たちはここ数年、オンラインでつながる便利さを経験してきました。その一方で、直接会い、空間を共有することの価値があらためて見直されつつあります。
万博という大規模な国際的イベントは、まさに“集まること”の意義を再定義する機会でもあると藤本さんは語ります。


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世界をつなぐ、木造のリング

今回の講演で中心となったのは、万博会場の象徴となる巨大な木造リング構想。

このリングは、世界各国のパビリオンや多様な建築群をゆるやかに囲む、全長約2kmの構造物。藤本さんは、これを「リングの中に世界が凝縮される」空間として構想しています。

ここで強調されたのが、**「多様性」と「つながり」**という二つのキーワード。

> 「多様性がばらばらで終わらないように」
世界が、ゆるやかにつながる場をつくること。



リングの内側には各国のパビリオンが集まり、外側には企業パビリオンなどが配置されます。そこにあるのは、「違い」をただ並べるのではなく、それらを関係性の中で生かすための建築的装置としてのリング。多様性を束ね、共存させる大きな「空のもと」で、人々が出会う空間がつくられていくのです。


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万博という未来への希望

藤本さんは、万博を未来に向けた希望の象徴として捉えています。

講演全体を通して、「建築は社会に対して希望を提示することができる」という想いがにじんでいました。未来の社会にどんな価値を渡すことができるのか。その問いが、リングという構想に結実しているように感じられました。


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節目となる100回目のレクチュア

建築レクチュアシリーズ217は、建築家・芦澤竜一さんと平沼孝啓さんによる継続的な企画として、今回で100回目という節目を迎えました。
おふたりのモデレーションによって、藤本さんの語る構想の背景や、そこにある社会的な視座が丁寧に引き出されていきました。


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多様性とつながりが交わる空間。その中心に建築がある。
藤本壮介さんが描く2025年の万博は、未来へのまなざしと希望を宿した「世界がつながる場」として、私たちに大きな問いを投げかけてくれます。こんな機会はなかなかないのでぜひ万博開場に行ってみたいと思います。

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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


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