外観をかっこよく仕上げる秘訣

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みなさん、こんばんは。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。


建築デザインにおいて、外観は建物全体の印象を大きく左右する重要な要素です。特に商業施設や事務所など、住宅以外の建物では、外観が利用者や通行人に与えるインパクトが非常に大きくなります。今回ご紹介する堺の事務所の外観デザインは、シンプルながらも洗練されており、その工夫は住宅デザインにも応用できるヒントが満載です。


この建物の外観で注目していただきたいのは、「窓をただ配置するのではなく、壁や屋根との関係性を工夫している点」です。建物の外観デザインにおいて、壁をどのように見せるかを考えることは非常に重要です。窓の配置やラインを整え、壁と窓が一体化したデザインにすることで、美しさと機能を両立させています。一方、間取りを優先しすぎてしまうと、窓があちこちにバラバラに配置され、外観がまとまりを欠く結果になりがちです。この事務所では、そのような現象を避け、計算されたバランスで外観をまとめています。


また、「機能美」という考え方も外観デザインの重要なポイントです。たとえば、雨を避けるためのひさしを、ただ機能的なパーツとして取り付けるのではなく、その形状や素材に意匠性を持たせることで、建物全体の印象を引き立てることができます。この事務所では、上部にスリット状の窓を設けることで、軽やかさを感じさせながら、光を取り入れる効果も持たせています。


さらに、壁面は縦ラインを強調した金属パネルで仕上げ、モダンでシャープな印象を与えています。一方で、玄関周りにはモルタル仕上げを採用し、金属パネルと異なる素材を組み合わせることで、外観全体の形状を整理しつつ、柔らかさと重厚感を両立させています。


このように、堺の事務所の外観デザインは、機能美と意匠性を兼ね備えたデザインの好例です。住宅でも、壁や窓の配置に工夫を加え、素材の組み合わせに気を配ることで、個性的で美しい外観を作り上げることができます。外観は建物の「顔」であり、その印象は長く人々の記憶に残ります。細部にまでこだわりながら、シンプルで洗練されたデザインを目指してみてはいかがでしょうか。


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I Live|田辺弘幸建築設計事務所

田辺 弘幸(たなべ ひろゆき)
昭和56年12月12日生まれ
一級建築士
大阪府岸和田市生まれ


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