みなさん、こんばんは。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している　I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

ギャラリー日本橋の家で開催中の木村松本『反復と日常』展に行ってきました。安藤忠雄氏設計の日本橋の家の空間を存分に活かした展示で興味深かったです。

ギャラリー日本橋の家は、オーナーの金森氏がかつて住んでいた住宅をギャラリーに改修したもので、定期的に興味深い展覧会を開催しておられます。関西において建築の展覧会が定期的に開催されることはとてもありがたく、また、安藤忠雄氏の住宅空間を体験できることもとてもありがたいです。

今回は関西を拠点に活躍されている木村松本建築設計事務所の展覧会。まず、一階には様々なプロジェクトの構造体の模型が展示されていました。木村松本氏の建築は構造体の架構が特徴的です。表層的な意匠ではなく、架構の検討がそのまま建築の質へと直結します。その過程が垣間見え興味深かったです。

今回の展示は、模型や竣工写真、図面を展示するいわゆる建築家の作品展とは異なり、安藤忠雄氏の空間に呼応するように建築の部分を展示する興味深い展示でした。

木村松本建築設計事務所展覧会「反復と日常」の会期は後２週間。日本橋の家の空間と共に、とても楽しめますので、関西圏の方はぜひ！

木村松本建築設計事務所展覧会「反復と日常」
会期｜2024.09.14- 10.15
会期中の土・日・祝日（最終日のみ平日）・13:00 - 18:00
場所｜日本橋の家・大阪市中央区日本橋2-5-15
入場無料