みなさん、おはようございます。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している　I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

今年から参加させて頂いている「まっとうな木造建築」を普及させるための勉強の場MOKスクール。第四回『持続可能な設計事務所運営を考える～ひらかれた建築家像をめぐって』を聴講してきました。今回の講師は福島でh+ARCHITECTSを主宰されている伊藤瑞貴氏と埼玉でリオタデザインを主宰されている関本竜太氏。

まずはｈ+の伊藤氏のお話。たのしいけんちくを、もっと。というテーマで設計をされている伊藤氏。建築設計をベースに、シャアオフィスやアパートの複合施設の運営や柿谷町の集落の再生プロジェクト、笏谷石バンクなどさまざまな取り組みをされています。福井という地域にて、建築を通して地域の課題に向き合い、地域に貢献されている姿勢はとても共感できました。

２限目はリオタデザイン関本氏のお話。埼玉を拠点に活動されている関本氏。埼玉の県民性などの話がとても面白かったです。埼玉県人は東京の設計事務所を怖い(敷居が高い)と思っているからうちの事務所に相談がきているのではないかとの分析をされていて、なるほどなぁと思いました。また、関本氏は『すごい建築士になる！』や『伝わる図面の描きかた』などの著書もだされておりますが、仕事の精度、効率化などとても参考になりました。

すごい建築士になる！

僕も買って読みましたが、実践的に役立つことが書かれていておすすめです。

三限目はコーディネーターの小谷氏を交えた対談。建築と発信、建築家とローカル、新しい建築家像のテーマで興味深い話が聞けました。北欧の建築家アルヴァ・アアルトの話や地域性の話がとても面白かったです。また、それぞれ自身の活動を言語化し発信することを大切に考えておられることがわかりました。僕もできるだけ見習って発信していけるようにがんばります。

I Live｜田辺弘幸建築設計事務所では岸和田を拠点に地域に密着した活動をしています。ご相談は無料ですのでぜひお気軽にご相談くださいませ。

では今日はこのへんで。良い１日を！