みなさん、こんにちは。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している　I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

今日は朝から町内の美化運動に参加しました。

皆さんと一緒に火ばさみとごみ袋を持って、通りを歩きながらごみを拾っていきます。
毎年恒例のこの活動ですが、今回は特にタバコの吸殻や箱が目につきました。小さなごみですが、こうして目線を落として歩くと、その多さに驚かされます。

美化運動のあとは環境委員として埋立ごみの回収に参加しました。役目を終えた陶器などたくさん持ち込まれていました。

町内では、これまでに7件の物件を設計させていただきました。町内を歩いているとそれぞれに思い出があり、施主さんの顔や打ち合わせの風景が自然と思い出されます。

現在は、新たに地域の拠点となるコミュニティセンターの計画も進行中です。
地域に根ざす設計事務所として、単に建物を設計するのではなく、まちに流れる空気や人の暮らしの気配を感じ取りながら、そこに暮らす方々の日常に自然と溶け込むような空間づくりを心がけています。

だからこそ、こうした地域の取り組みにも積極的に関わっていきたい。
掃除という行為を通じて、普段は気づかない町の表情に出会えたり、住民の方とのささやかな会話が生まれたり。まちの“いま”を肌で感じる貴重な時間です。

美しいまちは、一人ひとりの小さな行動から。
建築もまた、そうした積み重ねの上に成り立つものだと、改めて感じた朝でした。