みなさん、こんばんは。大阪、岸和田、南大阪、和歌山を拠点に『住まいに愛着を』をコンセプトに、住まうごとに味がでる家づくりを目指している　I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

寒い季節がやってきましたね。この季節になると、つい頼りたくなるのがアラジンストーブです。柔らかな青い炎と、心まで温めてくれるようなレトロなデザインは、毎年冬を楽しみにさせてくれる存在です。

アラジンストーブは1930年代からほとんど変わらないデザインが特徴です。そのシンプルで飽きのこない形は、どんなインテリアにも自然と馴染みます。

エアコンや石油ファンヒーターと比べると、アラジンストーブは少し暖まるのに時間がかかります。でも、その「じっくりと空間を暖めてくれる」感じがたまりません。遠赤外線のような優しい暖かさが、身体の芯まで染み渡るようで、寒い冬の夜を特別なものにしてくれます。

アラジンストーブのもう一つの魅力は、天板がフラットになっている点です。寒い冬には、上にやかんを置いてお湯を沸かしながら加湿器代わりに使うのがおすすめ。時には鍋を置いて、ゆっくりと温まるスープを作ることも。これもアラジンストーブならではの楽しみ方です。

長く使えるアラジンストーブですが、お手入れは欠かせません。灯油の補充や替え芯の交換など少し手間がかかりますが、これもまたストーブへの愛着を深める時間。「この冬もよろしくね」と声をかけながら火を灯す瞬間には、特別な安心感が生まれます。

アラジンストーブの象徴ともいえる青い炎。揺れる炎を眺めていると、どこか懐かしい気持ちになり、心がほぐれていくようです。ストーブの前で熱いコーヒーを飲みながら、本を読んだり。そんな時間が冬の日常にちょっとした幸せを与えてくれます。

寒い冬を暖かくするだけでなく、心も満たしてくれるアラジンストーブ。この冬、暮らしに取り入れてみませんか？シンプルなデザインと優しい炎が、いつもの日常を少しだけ特別にしてくれるはずです。