映像✕木材

昨日は大阪木材仲買会館に木と暮しLABのセミナーを聞きに行きました。『映像✕木材』をテーマに株式会社カク木材、及びLISTORY代表の松本賢さんのお話でした。

コロナ禍にブライダル関係の映像製作会社から転職し、株式会社カク木材を事業承継した話をうかがいました。他の分野から材木の分野に入ったことで、良い点、不思議な点などを客観的に分析されており興味深かったです。そして、感じた問題点を動画を通して発信することで、木材業界に貢献しようとされています。

動画は遡及効果が高く、事業内容を届けるにはとても効果的。でも始めるには少しハードルが高いです。いざ費用をかけて動画を作っても、フォロワーが少ない場合は効果がでにくい。どんな内容でもまずはアカウントを作って、育てることが大切とのことです。僕も、ブログ、インスタグラム、Xなどを使っていますが、リールやストーリーからでも、動画を触ってみようと思います。

さて、日本の林業、木材業界はなかなか厳しい状況です。世界有数の森林大国でありながら、多くの木材を輸入に頼っています。ですが、杉やヒノキは質感も良く日本固有のとても良い素材です。木の香り、肌触り、調湿性など、暮しを豊かにしてくれます。また、使い方さえ工夫すれば100年でも持ちます。輸入にかかる費用も上がり輸入材との価格差が縮まっているので、是非使ってみてはいかがでしょう。

では、良い１日を!