建築探訪『名古屋造形大学』

みなさん、こんばんは。I Livel田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

連休が終わり、がっつり仕事をしております。今日は昨見学した山本理顕氏設計の名古屋造形大学についてご紹介させて頂きます。

名古屋造形大学は下部に通っている地下鉄を避けた4つのボリュームの上部に大きな学びの空間が載っています。ボリュームとボリュームの間はアートストリートと名付けられた半屋外空間で、地域に開かれております。大きな軒下空間では学生の展示物が飾られていたり、様々なアクティビティが誘発されそうです。山本理顕氏が提唱する地域社会圏を体現しています。

白い大きなボリュームは存在感がありますが、グランドレベルは抜けがあり開かれていることで圧迫感を感じません。上部のスタジオは、間仕切りがない開放的なつくりになっているようで、異なる領域の成果が垣間見えるようになっているそう。こんなとこで学べる学生が羨ましいです。