道具の理

昨日は建築家の広谷先生を中心に取り組まれている和歌山熱中小学校に伺わせて頂きました。熱中小学校は子供から大人まで一緒になって夢中になれる題材をテーマに、様々な分野のプロフェッショナルが地域に根ざした学びを提供する「大人の学び舎」プロジェクトとのこと。

第三期第1回目授業は、職人の手仕事と地域のデザイナーを結び合わせ、新たな「デザイン×ものづくり」に挑戦し続ける小泉 誠 先生。『道具の理(ことわり)を観察しよう！』をテーマに、お話頂きました。座学では道具の歴史やデザインについて、ワークショップでは道具を観察しどんな用途の道具なのか、素材や形を分析し想像しました。

まず『好奇心』を持つ。好奇心の持って『観察』する。観察し『分析』する。どのような素材なのか、この素材である意味はどんなものなのか、この形はどういう意味があるのかなど、考えてみるのですがなかなか難しい。その過程で面白い使い方の想像したり、とても楽しかったです。

いいデザインとは、物理的に丈夫である。機能が十分。そして情緒的である。

使い続けたい気持ちが持てる。これは建築でも同じで、そこにこだわって設計をしていきたいなと再認識しました。

では今日はこのへんで。良い１日を!