建築探訪『一乗谷朝倉氏遺跡博物館』

昨日は建築家の内藤廣氏設計の一乗谷朝倉氏遺跡博物館に。

昨年島根県芸術文化センター「グラントワ」で開催されていた【建築家・内藤廣　赤鬼と青鬼の果てしなき戦い】の北陸編が4月21日まで開催中なので行ってきました。

一乗谷は戦国時代北陸の覇権を握っていた朝倉氏の拠点で、美濃の国へと至る街道の要所でした。応仁の乱で荒廃した京から逃れるものも身を寄せ、北の京と呼ばれる程、京文化が花開いたと伝わります。足利義昭や明智光秀が一時期身を寄せていたことでも有名です。織田信長に滅ぼされ、この地域の拠点が北之庄に移されたことから荒廃しました。

建築は日本を代表する建築家の１人である内藤廣氏により設計されました。大小の切妻屋根が連なる外観が特徴的です。地元産の木材もふんだんに使われており、内藤さんらしい素材感がある建築でした。

建築だけではなく、遺構の展示も興味深いので、ぜひ訪れてみてください。

では今日はこのへんで。良い１日を！

丸和新社屋

一乗谷朝倉氏遺跡博物館