岡山町の自立訓練施設『木製建具』

岡山町の自立訓練施設の現場は大工工事が終わり、佳境です。昨日は内部の木製建具が取付られました。来週からは塗装工事、クロス工事がはじまります。仕上工事がはじまると現場が日に日に変わっていくので楽しみです。

当事務所では内部の建具はできるだけ木製建具を建具屋さんに造ってもらうことが多いです。それは造作でつくる家具やカウンターが多く、柱や梁を現しにすることが多いので、それらと色や質感を揃えたり、形状を自由に決めるためです。改修工事では既製品の決められた寸法が合わない場合が多く、既製品を使うと変な小壁ができたりうまく納まりません。価格もそこまで高くないです。

また、建具の枠の形状を自由に造れるのも建具屋さんで造作する要因の一つです。枠の厚みを25mmなのか、20mmなのか、枠を隠して見えなくするのか、ドアハンドルや取手はどんなデザインのものにするかなど、細部までこだわることができます。

神は細部に宿る

細かな積み重ねで空間を造っていきたいと思います。

では、良い１日を!