231218（月）外構

みなさん、こんにちは。L Live|田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

12月18日(月)

週初め。8時始業。9時に下野町の現場で胴縁の打合せ。板金屋さん、鍛冶屋さんと打合せし漏れがないか確認しました。その後事務所に戻り計画中のプランの検討しました。

午後からは八幡町の二世帯住宅の外構工事。友人に割栗石を持ってきてもらい敷きました。

割栗石とは、岩石を人工的に割って作られる石材のことです。

もともとは住宅の基礎にの下に敷いて地盤を安定させるために使われてきましたが、現在は基礎下だけでなく、外構の施工にも活用されています。小さな砕石に比べて立体感があり、部分的に使用すると陰影が出て存在感がある仕上がりになります。また、大きなメリットとしては値段が手頃です。軽トラの荷台に載る量で2万くらいで買えるので、量を気にせず使うことができます。注意点としては、岩石に含まれる鉄分が酸化して、一部が茶色くなる場合があります。単色のイメージを持っている場合は別の石を選ぶ方が良いでしょう。

外構はどうしても後回しになりがちですが、とても重要です。いくら建物が立派に仕上がっても外構がおざなりになれば台無しになってしまいます。計画の初期段階から予算取り含めて計画することが大切です。

↓割栗石を利用した施工事例。植栽との相性も良いです。

建物とコンクリートの土間との間に敷くと水もはけるのでおすすめです。