嵯峨嵐山の『福田美術館』

みなさん、こんにちは。I Live｜田辺弘幸建築設計事務所の田辺です。

先日京都に行った際、少し寄り道して嵯峨嵐山の『福田美術館』に行きました。ポーラ美術館の設計者として知られる建築家安田幸一氏の設計の美術館です。

大堰川に連なる水盤の庭に面して大胆に開かれています。ガラスや金属など現代的な素材を用いながらも、景観に調和しています。嵐山の風景と共にある建築。とても良かったです。

庭に面して縁側のような空間があり、大堰川をはじめ嵐山の風景を楽しむことができます。

ガラスには紋様があしらわれており、光と影が美しい。

倉をイメージしたという展示室では、現在美人画の展覧会が開催中。

水盤の庭が大堰川に連なります。カフェではこの景観を楽しみながらくつろぐことができます。

カフェは木をルーバー状に用いており、落ち着いたデザインです。

サンドイッチとカフェラテを頂きました。美術館に行くとできるだけショップでお茶をして空間を楽しむようにしています。

コンパクトで展示も見やすく良い美術館でした。嵐山観光がてら、ぜひ行ってみてはどうでしょう。