住宅建築家　三人三様の流儀

「住宅建築家　三人三様の流儀」を読みました。

住宅を主戦場に活動されている中村好文氏、竹原義二氏、伊礼智氏の対談本です。
１～３章はそれぞれの作品を訪問しての対談、４章ではお酒を酌み交わして少年時代のことから仕事の流儀までざっくばらんに対談されています。

建築家になったきっかけや少年時代のことなども面白いのですが、設計の標準化の話やクライアントとの関係の作り方など興味深い話がいっぱいで、4章だけでも読む価値があります。

作風はそれぞれ異なりますが、丁寧にクライアントと向き合って住宅をつくっている姿勢、そしてなにより建築少年のように楽しんで設計されているのが良く伝わってきました。

読みやすく勇気づけられる本。

住宅建築家　三人三様の流儀